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口が渇いてたまりません。何が原因でしょうか?

A. 回答

いちばん確かめておきたいのは糖尿病です。血糖が高いと尿の量が増え、体の水分が減って口が渇きます。水を飲む量が急に増えた、夜中に何度も水を飲む、体重が減ってきたという場合は、早めに調べてください。ほかに、飲んでいる薬の影響、唾液をつくる働きの低下、口呼吸、脱水などが背景になります。「年のせい」で片づけられることが多い症状ですが、原因がわかると対応できるものが少なくありません。

テーブルに置かれた水のコップ

早めに調べたほうがよい場合

次のいずれかがあるとき

  • 水を飲む量が急に増えた、夜中に水を飲むために起きる
  • 体重が減ってきた
  • トイレの回数が増えた、尿の量が多い
  • だるさが続く
  • 目も乾く、涙が出にくい
  • 食べ物がのみ込みにくい、話しづらい
  • 耳の下や顎の下が腫れている

のどの渇き・尿の量・体重減少が重なる場合は、糖尿病を優先して確かめます。目の乾きをともなう場合は、唾液や涙をつくる働きの病気が関わることがあります。

背景にありうるもの

種類どういうことか
糖尿病血糖が高いと尿が増え、体の水分が減ります
薬の影響血圧の薬、アレルギーの薬、胃腸の薬、精神科の薬などで唾液が減ることがあります。数が増えるほど起きやすくなります
唾液腺の働きの低下加齢のほか、自己免疫の病気が関わることがあります
口呼吸鼻がつまっている、いびきをかく方。朝がいちばん乾きます
脱水下痢、発熱、暑い時期、水分を控えている方
腎臓の働きの低下尿を濃くする力が落ちると量が増えます

ご高齢の方では、複数が重なっていることがほとんどです。特に飲んでいる薬の影響は見落とされやすいところです。

家庭でできること

受診したら何をしますか

まず血液検査と尿検査で、血糖・HbA1c・腎臓の働きを確認します。あわせて甲状腺や貧血も調べることがあります。飲んでいる薬が関わっていると考えられる場合は、内容の見直しを検討します。

目の乾きをともなう場合や、唾液腺の腫れがある場合は、専門的な検査が必要になることがあり、その際は適切な医療機関へご紹介します。

当院での対応

当院は内科を標榜し、血糖・腎臓・甲状腺をまとめて調べられます。口の渇きは「何科に行けばよいかわからない」と言われることの多い症状ですが、まず全身の病気がないかを確かめるのが順序としては先です。

当院はかかりつけ医として、他の医療機関で処方されている薬も把握したうえで対応しています。受診の際はお薬手帳をお持ちください。

受診のときに伝えていただきたいこと

本ページは一般的な情報提供を目的としており、診断・治療を保証するものではありません。症状の原因や適した対応は人によって異なります。気になる症状がある場合は、お電話(086-525-0600)または受診にてご相談ください。

まず血糖と腎臓を確かめます。ご相談ください。

医療法人 いなだ医院 倉敷市玉島柏島で、内科・呼吸器内科・循環器内科・感染症内科・アレルギー科・消化器内科(胃腸科)・小児科・リハビリテーション科を診療しています。本記事は公的機関・学会の資料をもとに作成し、当院の医師が内容を確認しています(2026年8月確認)。

最終更新:2026年8月27日

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