離れて暮らす親がひとり暮らしです。何かあったときが心配です。

A. 回答

離れているとできることが限られ、電話をかけるたびに不安になるものだと思います。見守りには「人が定期的に訪ねる」「機器で様子を知る」「サービスを入れて人の目を増やす」という3つの方向があります。どれか一つで完璧にするのは難しいので、組み合わせるのが現実的です。あわせて、まだ元気なうちに介護保険を申請しておくと、いざというときの動きが早くなります。

人の目を増やす

機器で様子を知る

機器は便利ですが、ご本人が監視されていると感じてしまうと、かえって関係がこじれることがあります。何のために置くのかを説明し、納得を得たうえで導入してください。

先に備えておけること

  1. 介護保険を申請しておく:認定には時間がかかります。必要になってからでは間に合いません。
  2. かかりつけ医を決めておく:普段の状態を知っている医師がいると、急なときの判断が早くなります。
  3. 連絡網をつくる:ご近所、ケアマネジャー、医療機関の連絡先を一枚にまとめ、冷蔵庫に貼っておきます。
  4. お薬手帳と保険証の場所を決める:救急のときにすぐ持ち出せる場所へ。
  5. 本人の希望を聞いておく:もしものときにどうしてほしいかを、元気なうちに話しておきます。

すぐに確認・受診をご検討ください

  • 連絡がつかない、約束していた電話に出ない
  • 転倒したが「大丈夫」と言っている(骨折や頭部の打撲が隠れていることがあります)
  • 鍋を焦がした跡がある、ガスの消し忘れがあった
  • 急に話が通じなくなった、別人のようにぼんやりしている

早めのご相談をおすすめします

  • 冷蔵庫に傷んだ食品がたまっている、同じものばかり買っている
  • 体重が減ってきた、服が汚れたままになっている
  • 郵便物や請求書が開封されずに積まれている
  • 知らない業者の契約書や、覚えのない商品がある

相談先

まずは親御さんがお住まいの地区の高齢者支援センターへご相談ください。倉敷市にお住まいであれば、市内25か所のセンターが担当地区ごとに対応しています。離れて暮らすご家族からの電話相談も受け付けています。

当院では訪問診療・訪問看護を行っているほか、デイサービス・訪問介護・小規模多機能ホーム「こはる日和」、かしわじま居宅介護支援センター、サービス付高齢者向け住宅「メディケアビレッジかしわじま」を運営しています。医療と介護のどちらの窓口からでもご相談いただけます。

本ページは一般的な情報提供を目的としています。介護保険の制度は改正されることがあり、手続きや金額は年度・自治体によって異なります。最新の内容は倉敷市(介護保険課)または担当のケアマネジャーにご確認ください。ご不明な点はお電話(086-525-0600)にてお問い合わせください。

離れて暮らすご家族からのご相談も、お電話でお受けしています。

📞 086-525-0600
医療法人 いなだ医院 倉敷市玉島柏島で、内科・呼吸器内科・循環器内科・感染症内科・アレルギー科・消化器内科(胃腸科)・小児科・リハビリテーション科を診療しています。本記事は公的機関・学会の資料をもとに作成し、当院の医師が内容を確認しています(2026年8月確認)。

最終更新:2026年8月26日

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