薬をまとめて長めに出してもらえますか?
A. 回答ご相談ください。当院は28日以上の長期処方に対応しています。高血圧・脂質異常症・糖尿病で状態が落ち着いている方は、毎月の通院を続けなくてもよい場合があります。ただし、薬の種類や検査の必要性によっては、短い間隔での受診をお願いすることがあります。どのくらいの間隔がよいかは、診察のうえでご相談させてください。
長期処方が向く場合・向かない場合
| 向いていること | 短い間隔をおすすめすること |
|---|---|
|
・血圧や血糖が安定している ・薬の内容が長く変わっていない ・副作用が出ていない ・仕事や介護で通院の時間がとりにくい |
・薬を始めたばかり、変更したばかり ・数値が目標から離れている ・定期的な血液検査が必要な薬を使っている ・体調の変化が続いている |
長期処方は「通院の回数を減らすため」だけのものではありません。状態が安定していることが前提です。数値が動いている時期に間隔をあけると、調整の機会を失うことになります。
リフィル処方箋との違い
似た仕組みに「リフィル処方箋」があります。1枚の処方箋を最大3回まで繰り返し使えるもので、2回目以降は受診せずに薬局で薬を受け取れます。
| 長期処方 | リフィル処方箋 | |
|---|---|---|
| 受診の回数 | 処方日数に応じて減ります | 1回の受診で最大3回ぶん |
| 薬局へ行く回数 | 1回でまとめて受け取ります | 回ごとに行きます |
| 途中の確認 | 次の受診まで医師の確認はありません | 薬剤師が体調を確認します |
| 当院の対応 | 主にこちらで対応しています | 制度としては対応可能です |
当院では主に長期処方でご相談をお受けしています。薬をまとめて自宅に置いておくのが不安な方には、リフィル処方箋のほうが合う場合もありますので、ご希望があればお伝えください。
生活習慣病で通われている方へ
高血圧・脂質異常症・糖尿病で通院されている方には、療養計画にもとづく継続的な管理を行っています。食事や運動を含めて、どのように進めていくかを書面でお示ししながら進める形です。この中で、通院の間隔についてもご相談いただけます。
薬が手に入りにくいとき
近年、一部の薬で供給が不安定な状態が続いています。当院では薬の供給状況を把握し、地域の薬局や医療機関と連携して、必要に応じて処方の変更に対応しています。
また院外処方では、商品名ではなく成分名で処方する「一般名処方」を行う場合があります。これは、薬局にある同じ成分の薬を出せるようにするためのもので、効き目が変わるものではありません。薬局で受け取った薬の名前がいつもと違う場合は、この仕組みによることがあります。ご不安があれば薬局か当院にお尋ねください。
電子処方箋について
当院は電子処方箋を導入しています。マイナンバーカードを保険証としてお使いの方は、紙の処方箋を持ち歩かずに薬局で薬を受け取れます。他の医療機関で処方された薬との重複や飲み合わせも確認できるため、複数の医療機関にかかっている方ほど利点があります。
紙の処方箋をご希望の場合も、これまでどおり発行します。
当院でお手伝いできること
当院はかかりつけ医として、他の医療機関での受診状況や処方されている薬を把握したうえで、服薬の管理を行っています。「別の病院でも薬をもらっているが、飲み合わせが心配」というご相談もお受けします。受診の際に、お薬手帳をお持ちください。
通院そのものが難しくなってきた方には、訪問診療という方法もあります。ご自宅で診療を受けながら、薬もお届けする形です。ご本人・ご家族のご希望をうかがったうえでご案内しますので、まずはご相談ください。
通院の間隔については、診察のときにご相談ください。
最終更新:2026年8月27日
