日本脳炎の予防接種はいつ受けるのですか?受け忘れた分はどうなりますか?

A. 回答

日本脳炎ワクチンは、第1期として3歳のうちに6〜28日の間隔をあけて2回、そのおよそ1年後(4歳ごろ)に追加で1回、さらに第2期として9歳ごろに1回受けるのが標準的なスケジュールとされています。合計4回です。途中で間があいてしまっても、原則としてはじめからやり直す必要はなく、続きから受けられることが多いとされています。また、過去に接種の積極的なおすすめを見合わせていた時期があったため、その影響を受けた年代の方には特例措置が設けられています。対象年齢や実施期間は変わることがありますので、最新の情報は倉敷市または当院にお問い合わせください。

この記事の制度に関する内容は2026年8月時点のものです。定期接種の対象年齢や特例措置の期限は変わることがあります。最新の内容は倉敷市または当院にご確認ください。

日本脳炎はどんな病気か

日本脳炎は、蚊が媒介するウイルス感染症です。ブタなどの動物の体内でウイルスが増え、そのブタを刺したコガタアカイエカ(水田などに発生する蚊の一種)がヒトを刺すことで感染するとされています。ヒトからヒトへ直接うつることはありません。

感染しても多くの方は症状が出ないとされていますが、発症した場合には重い経過をたどることがあるため、ワクチンによる予防が定期接種として行われています。

標準的な接種スケジュール

合計4回を、次のような時期に受けるのが標準的とされています。

接種標準的な時期回数・間隔
第1期 初回3歳6〜28日の間隔をあけて2回
第1期 追加4歳(初回2回目のおおむね1年後)1回
第2期9歳1回

定期接種としての対象年齢は、第1期が生後6か月から7歳6か月未満、第2期が9歳以上13歳未満とされており、上の「標準的な時期」はそのなかで推奨される目安です。地域で流行がみられる場合など、事情によっては生後6か月から接種を検討することもあります。

受け忘れた・間があいてしまった場合

「気づいたら次の接種が1年以上あいていた」「引っ越しや体調不良で予定がずれた」というご相談は少なくありません。日本脳炎ワクチンでは、間隔があいてしまった場合でも、原則としてはじめからやり直すのではなく、残りの回数を続けて受ける形が一般的とされています。

こんなときは一度ご相談ください

  • 母子手帳を見たら、途中までしか受けていなかった
  • 3歳の2回目までは受けたが、4歳の追加を受けたか記憶があいまい
  • 小学生になったが、9歳の第2期の案内が来たか分からない
  • お子さんが1995年4月2日〜2007年4月1日生まれで、接種歴がはっきりしない
  • 母子手帳を紛失してしまった

母子手帳をお持ちいただければ、これまでの接種歴を確認しながら、この先どう進めるかをご案内できます。

特例措置について

日本脳炎ワクチンは、過去に接種の積極的なおすすめを一時的に見合わせていた時期があり、その期間に接種の機会を逃した方がいらっしゃいます。そのため、対象となる年代の方が不足分を定期接種として受けられる特例措置が設けられています。1995年4月2日から2007年4月1日までに生まれた方については、20歳になるまでの間に不足分を接種できるとされています。

特例措置の対象範囲や取り扱いは、制度の見直しやワクチンの供給状況によって変わることがあります。ご自身やお子さんが対象になるかどうか、最新の情報は倉敷市または当院にお問い合わせください。

接種の前に確認していただきたいこと

当院での対応(接種の実際)

当院は小児科・内科・感染症内科を標榜しており、日本脳炎を含む定期接種に対応しています。

本ページは一般的な情報提供を目的としています。接種の可否や時期はお一人おひとりの状況により異なり、制度の内容も変わることがあります。ご不明な点はお電話(086-525-0600)にてお問い合わせください。

日本脳炎ワクチンのご予約・接種歴のご相談はお電話で

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医療法人 いなだ医院 倉敷市玉島柏島で、内科・呼吸器内科・循環器内科・感染症内科・アレルギー科・消化器内科(胃腸科)・小児科・リハビリテーション科を診療しています。本記事は公的機関・学会の資料をもとに作成し、当院の医師が内容を確認しています(2026年8月確認)。

最終更新:2026年8月26日

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