インフルエンザの予防接種はいつ受けるのがよいですか?毎年受ける必要はありますか?

A. 回答

インフルエンザワクチンは、流行が始まる前に受けておくことが基本とされています。接種してから体の中に免疫ができて効果が現れるまでには2週間程度かかるとされているため、流行してから慌てて受けるのではなく、少し早めに準備しておく考え方がすすめられています。回数は年齢によって異なり、13歳未満のお子さんは2回接種が一般的とされています。また、その年に流行するウイルスの型が変わることや、接種で得られた抗体が数か月かけて徐々に低下していくことから、毎年受けることがすすめられています。

この記事の制度に関する内容は2026年8月時点のものです。実施時期・費用・公費の対象は毎年変わります。最新の内容は当院にご確認ください。

接種の時期はどう考えるとよいか

時期を決めるときの目安として、次のような点が挙げられています。

回数は何回?大人と子どもの違い

年齢によって一般的な接種回数が異なります。

項目13歳未満のお子さん13歳以上・大人
一般的な接種回数2回1回
接種の間隔おおむね2〜4週間あける
考え方1回よりも2回のほうが抗体の上昇が得られやすいとされています1回で一定の抗体の上昇が期待できるとされています
日程の目安2回目まで終える日数を見込んで早めに開始流行前に1回

なお、基礎疾患の状況などによって医師が回数を判断する場合もあります。迷われる場合は診察の際にご相談ください。

毎年受ける必要があるのはなぜですか

「去年受けたから今年はいらないのでは」と思われる方もいらっしゃいますが、次の2つの理由から毎年の接種がすすめられています。

ワクチンの効果については、インフルエンザにかかりにくくなること、また、かかった場合に重症化を防ぐことが期待されると報告されています。接種を受けても感染することはありますので、手洗いや室内の換気などの基本的な対策とあわせて考えることが大切です。

接種前にご相談いただきたいこと(受診の目安)

体調や既往によっては、当日の接種を見合わせたり、事前の相談が必要になったりする場合があります。

すぐに受診・ご相談を検討してください

  • 過去にインフルエンザワクチンを受けて、じんましん・強いむくみ・呼吸が苦しいなど重いアレルギー症状が出たことがある
  • 接種後に、息苦しさ・全身のじんましん・意識がもうろうとするなどの症状が出た
  • 接種予定日に37.5度以上の発熱があり、判断に迷う

早めのご相談をおすすめします

  • 卵や薬でアレルギーを起こしたことがある
  • 心臓・腎臓・呼吸器などの持病で治療中、または免疫を抑える治療を受けている
  • 妊娠中・授乳中、あるいは妊娠の可能性がある
  • ほかのワクチンを最近受けた、または近く受ける予定がある
  • お子さんの体調がすぐれず、接種してよいか迷っている

当院での対応

いなだ医院は内科・呼吸器内科・感染症内科・小児科などを標榜しており、大人の方もお子さんも対応しています。接種前には問診と診察で体調や既往歴を確認し、そのうえで接種の可否を判断します。接種そのものにかかる時間は数分程度ですが、接種後は院内で15分から30分程度(過去に強いアレルギー症状が出たことのある方など)様子をみていただくことがあります。前後の時間に余裕をもってお越しください。

毎年の実施時期・料金についてはお電話でお問い合わせください。予防接種は原則として自費となりますが、65歳以上の方などは市町村の定期接種の対象となり、公費の助成が受けられる場合があります。倉敷市の助成の内容や対象・期間は年度によって変わりますので、市の案内もあわせてご確認ください。

当日の持ち物・準備

受診時に伝えていただきたいこと

本ページは一般的な情報提供を目的としています。症状の程度や経過には個人差があり、緊急性が高いと感じる場合は救急外来の受診もご検討ください。ご不明な点はお電話(086-525-0600)にてお問い合わせください。

接種の時期や回数でお迷いのときは、お気軽にご相談ください。毎年の実施時期・料金についてもお電話でお問い合わせいただけます。

📞 086-525-0600
医療法人 いなだ医院 倉敷市玉島柏島で、内科・呼吸器内科・循環器内科・感染症内科・アレルギー科・消化器内科(胃腸科)・小児科・リハビリテーション科を診療しています。本記事は公的機関・学会の資料をもとに作成し、当院の医師が内容を確認しています(2026年8月確認)。

最終更新:2026年8月26日

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