発熱とのどの痛みがあります。インフルエンザと新型コロナ、どちらの可能性が高いですか?検査は受けられますか?
A. 回答発熱やのどの痛みは、インフルエンザ・新型コロナ・普通の風邪のいずれでも見られる症状のため、症状だけで正確に見分けることは難しいとされています。当院では抗原検査を行っておりますが、検査を受けるタイミングによって結果の精度が変わることがあります。以下で症状の傾向と検査のタイミングの目安をご説明します。
症状だけで見分けるのは難しいとされています
インフルエンザは高熱や強い全身のだるさ、関節痛などが比較的急に現れることが多いといわれています。一方、新型コロナウイルス感染症は、せきやのどの痛みなど呼吸器の症状が中心となることが多いものの、発熱や倦怠感を伴うこともあり、症状の出方には個人差があります。普通の風邪も発熱・のどの痛み・せきなどを伴うことがあるため、これらの症状だけで三者を正確に区別することは難しいとされています。気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
検査を受けるタイミングの目安
インフルエンザ・新型コロナともに、抗原検査は体内のウイルス量がある程度増えてから調べる検査のため、発症からあまり時間が経っていない段階で検査を受けると、感染していても陽性反応が出にくい(偽陰性となる)ことがあるとされています。そのため、発熱などの症状が出てから半日〜1日程度が経過してからの受診・検査が勧められる場合が多いです。ただし、高熱が続く、症状が重いなど心配な場合は、時間にかかわらず早めにご相談ください。受診のタイミングについてはお電話でもご相談いただけます。
受診・お電話でのご相談をお願いしているケース
判断に迷われるときは、救急安心センター事業「#7119」(岡山県内で利用できます)にご相談いただけます。総務省消防庁の「全国版救急受診アプリ(Q助)」も目安になります。
すぐに受診を検討してください
- 息が苦しい、肩で息をしている、少し動いただけで息切れする(唇や顔色が紫がかる、意識がもうろうとする、呼びかけへの反応が鈍いときは救急要請〈119番〉もご検討ください)
- けいれんが起きた、または胸の痛みが続いている
- 水分がとれない、尿がほとんど出ない、ぐったりして起き上がれない
- 高熱が続き、強い頭痛や首の硬さ、繰り返す嘔吐を伴う
- 高齢の方、妊娠中の方、持病(呼吸器・心臓・腎臓の病気、糖尿病、免疫が下がる治療中など)のある方で、発熱や強いだるさが出ている
早めの受診をおすすめします
- 37.5度以上の発熱が2日間以上続いている
- 強いだるさ(倦怠感)が続き、日常生活に支障が出ている
- 味覚(あじ)や嗅覚(におい)がよくわからなくなった
- 2週間以内に新型コロナウイルス感染症やインフルエンザにかかった方(または疑いの方)と接触した
- いったん解熱したあとに、再び発熱やせきが強くなった
抗インフルエンザウイルス薬は発症からおおむね48時間以内の服用開始が望ましいとされているため、インフルエンザの流行期に急な高熱が出た場合も、早めにご相談ください。
当院では発熱外来を設けており、院内での感染拡大を防ぐため、上記に当てはまる場合は来院前にお電話でのご相談をお願いしています。お電話いただければ、受診方法(時間帯・入口など)や検査のタイミングについてもご案内します。
発熱・のどの痛みがある方は、まずお電話でご相談ください
📞 086-525-0600最終更新:2026年8月26日
