子どもが熱を出しました。すぐ受診すべきか、様子を見てよいかの目安を教えてください

A. 回答

子どもの発熱は、体温の数字だけで受診の要否が決まるわけではありません。ただし、生後3か月未満のお子さんで38℃以上の熱が出た場合は緊急性が高いとされ、見た目が元気でも時間帯を問わず早めに医療機関へご相談ください。それ以外の年齢では、水分がとれているか、機嫌や顔色はどうか、呼吸が苦しそうでないか、といった「熱以外の様子」が判断の軸になるとされています。けいれん、意識がおかしい、呼吸が苦しそう、水分を全く飲めない、ぐったりして反応が乏しい——こうしたサインがあるときは、夜間でも急いで受診してください。判断に迷う夜間・休日は、こども医療でんわ相談「#8000」(岡山県も実施)を利用する方法もあります。

子どもの発熱でよくある原因

子どもの急な発熱は、その多くが感染症への反応として起こるとされています。

受診の目安

熱の高さよりも、「全身の様子」と「月齢」を優先して考えていただくのが実際的です。

夜間・休日にお子さまのことで迷われるときは、こども医療でんわ相談「#8000」(岡山県)にご相談いただけます。日本小児科学会の「こどもの救急」も目安になります。

すぐに受診を検討してください(夜間・休日でも)

  • 生後3か月未満で38℃以上の発熱がある(元気そうに見えても急ぐべきとされています)
  • けいれんが起きた/けいれんが5分以上続く/けいれんのあと意識がはっきりしない
  • 意識がおかしい、呼びかけへの反応が乏しい、ぐったりして目を合わせない
  • 呼吸が苦しそう(肩で息をする、小鼻がピクピクする、胸がへこむ、ゼーゼーが強い)
  • 水分を全く飲めない、半日以上おしっこが出ていない、唇や舌が乾いている
  • 顔色が青白い・紫っぽい、手足が冷たく肌がまだら模様になっている
  • 頭痛や嘔吐が強い、首を痛がる、押しても消えない発疹が広がってきた

早めの受診をおすすめします(診療時間内に)

  • 38℃以上の熱が3日以上続いている
  • いったん下がった熱が再び上がってきた
  • 生後3〜6か月ごろの発熱(月齢が低いほど慎重な確認がすすめられます)
  • 耳を痛がる、しきりに耳を触る、耳だれが出る
  • 咳が強くて眠れない、食欲が落ちてきた
  • 排尿のときに痛がる、尿のにおいや色がいつもと違う
  • 熱以外の症状がはっきりせず、機嫌の悪い状態が続いている
  • 保育園・学校や家庭内で感染症が流行している

夜間・休日に迷ったときの相談先

「今すぐ救急に行くべきか、朝まで待てるか」の判断に迷ったときは、小児科医や看護師に電話で相談できるこども医療でんわ相談「#8000」があります。岡山県でも実施されており、おおむね15歳未満のお子さんの保護者の方が対象です。

家庭でのケア(水分・着せ方・解熱剤の考え方)

受診前にメモしておくと役立つこと

  • 熱が出はじめた日時と、これまでの体温の推移
  • 水分をどのくらい飲めているか、最後におしっこが出たのはいつか
  • 咳・鼻水・嘔吐・下痢・発疹・耳の痛みなど、熱以外の症状
  • 機嫌・眠り方・遊べているかなど、ふだんとの違い
  • 保育園や家族での感染症の流行、直前の予防接種の有無
  • もともとの病気や、飲んでいる薬・アレルギーの有無

当院での対応

いなだ医院は小児科を標榜しており、発熱外来を設けています。発熱のあるお子さんについては、ほかの患者さんとの動線を分けてご案内するため、ご来院の前にお電話(086-525-0600)でご相談ください。受診の時間帯や入り口をご案内します。当日の受診も可能ですが、この事前のお電話をお願いしています。

診察では、全身の状態・のど・耳・呼吸の音・おなかなどを確認し、必要に応じてインフルエンザや新型コロナウイルス、溶連菌などの迅速検査を行います。迅速検査の結果は数分〜十数分程度で出ることが多く、経過や状態によって血液検査やレントゲン検査を追加する場合もあります。より詳しい検査や入院での対応が望ましいと判断した場合は、地域の医療機関へご紹介します。診察・検査は保険診療の対象となります。費用の詳細はお問い合わせください。

受診の際は、健康保険証(マイナ保険証)、乳幼児医療費受給者証などの医療証、母子健康手帳、お薬手帳をお持ちください。当院は月〜土の朝7時から診療しており、「朝から熱がある」というお子さんを、保育園や学校が始まる前の時間帯にも診察できます。無料駐車場を22台ご用意しています。

受診時に伝えていただきたいこと

本ページは一般的な情報提供を目的としています。症状の程度や経過には個人差があり、緊急性が高いと感じる場合は救急外来の受診もご検討ください。ご不明な点はお電話(086-525-0600)にてお問い合わせください。

お子さんの熱で受診を迷われたときは、まずお電話でご相談ください。発熱外来でのご案内方法をお伝えします。

📞 086-525-0600
医療法人 いなだ医院 倉敷市玉島柏島で、内科・呼吸器内科・循環器内科・感染症内科・アレルギー科・消化器内科(胃腸科)・小児科・リハビリテーション科を診療しています。本記事は公的機関・学会の資料をもとに作成し、当院の医師が内容を確認しています(2026年8月確認)。

最終更新:2026年8月26日

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