ピロリ菌の検査は受けたほうがいいですか?家族が胃がんになったので心配です

A. 回答

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染は、胃がんの主要な原因のひとつと考えられています。ご家族に胃がんの方がいらっしゃる場合、同じ環境で幼少期を過ごしたご家族も感染している可能性があるとされており、一度は感染の有無を調べておくことがすすめられています。検査は消化器内科(胃腸科)で受けられます。なお、保険診療でピロリ菌の検査や除菌治療を受けるには、内視鏡検査(胃カメラ)で胃炎や潰瘍などの診断を受けていることが条件とされています。ご心配な点は受診時にご相談ください。

ピロリ菌とはどんな菌か

ピロリ菌は胃の粘膜にすみつく細菌で、感染が続くと慢性的な炎症を起こすと考えられています。

検査にはどんな方法があるか

検査は大きく分けて、内視鏡検査(胃カメラ)のときに行うものと、内視鏡を使わずに行うものがあります。

どの方法を選ぶかは、目的や胃の状態によって異なります。健診で「ピロリ菌の疑い」と指摘された方も、まずはご相談ください。

受診の目安

次のような場合は、一度医療機関にご相談いただくことをおすすめします。

すぐに受診を検討したほうがよいとされるサイン

早めの受診をおすすめするケース

除菌治療の一般的な流れ

感染が確認された場合、飲み薬による除菌治療が検討されます。一般的には、胃酸を抑える薬と2種類の抗菌薬を組み合わせて、1日2回・約1週間続けて内服する方法がとられています。飲み終えてから一定の期間をあけて、除菌できたかどうかを判定する検査を行います。1回目でうまくいかなかった場合は、薬の組み合わせを変えて2回目の治療を行うことが一般的です。

なお、保険診療で検査や除菌治療を受けるには、内視鏡検査で胃炎や潰瘍などの診断がついていることが必要とされています。制度の詳細は変わることもありますので、詳しくは受診時にご相談ください。また、除菌が成功しても胃がんのリスクがゼロになるわけではないとされており、その後も定期的に胃カメラで経過をみることがすすめられています。

当院での対応

いなだ医院は消化器内科(胃腸科)を標榜しており、新世代の内視鏡システムを備えています。鼻から入れる経鼻内視鏡にも対応していますので、「胃カメラはつらそう」と感じておられる方もご相談ください。胃の状態を確認したうえで、必要に応じてピロリ菌の検査や除菌治療、その後の経過観察までご案内します。朝7時から診療しておりますので、お仕事前の時間帯もご利用いただけます。

受診時に伝えていただきたいこと

本ページは一般的な情報提供を目的としています。症状の程度や経過には個人差があり、緊急性が高いと感じる場合は救急外来の受診もご検討ください。ご不明な点はお電話(086-525-0600)にてお問い合わせください。

ご家族に胃がんの方がいて心配、健診で胃の所見を指摘された——そんなときは一度ご相談ください。

📞 086-525-0600
医療法人 いなだ医院 倉敷市玉島柏島で、内科・呼吸器内科・循環器内科・感染症内科・アレルギー科・消化器内科(胃腸科)・小児科・リハビリテーション科を診療しています。本記事は公的機関・学会の資料をもとに作成し、当院の医師が内容を確認しています(2026年8月確認)。

最終更新:2026年8月26日

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