ロタウイルスのワクチンは受けたほうがよいですか?
A. 回答2020年(令和2年)10月1日から定期接種になっており、公費で受けられます。2020年8月1日以降に生まれたお子さんが対象です。注射ではなく口から飲むタイプのワクチンです。いちばん気をつけていただきたいのは期限で、初回接種は生後14週6日までに受けることが勧められており、生後15週0日を過ぎてからの初回接種は勧められていません。ほかのワクチンより締め切りが早いので、2か月になったら早めにご相談ください。
いつ受けるか
| 時期 | |
|---|---|
| 受けられるようになるのは | 出生6週0日後から |
| 標準的に始める時期 | 生後2か月から、出生14週6日後まで |
| 初回を始められない時期 | 出生15週0日以降(安全性の観点から勧められていません) |
6週から受けられますが、生後2か月から受けられるワクチンが多いため、まとめて相談するのが現実的です。当院で一緒にスケジュールを組みます。
2種類あります
| 回数 | |
|---|---|
| ロタリックス(1価) | 2回 |
| ロタテック(5価) | 3回 |
効果に大きな差はないとされています。途中で種類を変えることはできないため、1回目に受けたものを最後まで続けます。どちらを使うかは医療機関によって決まっていることが多く、当院で受ける場合はご説明します。
どんな病気を防ぐのか
ロタウイルスは、乳幼児に激しい下痢と嘔吐を起こすウイルスです。白っぽい便が出ることがあり、脱水で入院が必要になることも珍しくありません。ほとんどの子どもが5歳までに一度はかかるとされています。
ワクチンで感染そのものをすべて防げるわけではありませんが、重くなることを減らすことが期待されています。
受けたあとに気をつけること
接種後1〜2週間は、次の症状にご注意ください
- 激しく泣いては泣きやむ、をくり返す
- 嘔吐をくり返す
- 血が混じった便、いちごジャムのような便
- ぐったりして顔色が悪い
まれに「腸重積症」という、腸が腸に入り込む状態が起こることがあります。早く見つければ治療できるので、上のような様子があれば、ためらわずに医療機関を受診してください。夜間であれば♯8000(こども医療電話相談)でも相談できます。
飲んだあとに吐いてしまった場合でも、原則として飲み直しはしません。判断は接種した医療機関にご相談ください。
よくあるご質問
| ご質問 | お答え |
|---|---|
| ほかのワクチンと同じ日に受けられますか | 受けられます。むしろまとめて受けるほうがスケジュールが組みやすくなります |
| 授乳の前後は避けるべきですか | 特に制限はありません。気になる場合は接種のときにお尋ねください |
| 費用はかかりますか | 対象の期間内であれば公費で受けられます |
| 期限を過ぎてしまいました | 初回接種は勧められていません。ほかのワクチンのスケジュールをご相談ください |
当院での対応
当院は小児科を標榜し、定期予防接種に対応しています。ロタウイルスワクチンは期限が早く来るため、生後2か月の時点でほかのワクチンとあわせてスケジュールを組むのが確実です。
朝7時から受付をしていますので、上のお子さんの送り出しの前後など、都合のつく時間にお越しいただけます。きょうだいで一緒に受けられる場合もご相談ください。
生後2か月になったら、まとめてスケジュールを組みます。
最終更新:2026年8月27日
