階段や坂道で息切れするようになりました。年齢のせいでしょうか?

A. 回答

動いたときの息切れ(労作時呼吸困難)は、加齢や運動不足、体重の増加でも起こります。ただし、以前は平気だった同じ階段や坂道でつらくなった、数か月のあいだに少しずつ悪くなっている、という場合には、肺や心臓の病気、貧血などが背景にあることもあります。息切れの原因は呼吸器だけでなく循環器や血液にもまたがるため、「年齢のせい」と決めてしまう前に、一度検査で確かめておくと安心です。いなだ医院は呼吸器内科と循環器内科の両方を標榜しており、肺と心臓の両面から一度のご受診でご相談いただけます。

動いたときの息切れの一般的な原因

息切れは「肺の問題」と思われがちですが、実際には心臓や血液の状態も大きく関わります。一般には次のような原因が挙げられます。

受診の目安

息切れは主観的な症状で、程度の感じ方には個人差があります。次のような場合は、放置せずご相談ください。

判断に迷われるときは、救急安心センター事業「#7119」(岡山県内で利用できます)にご相談いただけます。総務省消防庁の「全国版救急受診アプリ(Q助)」も目安になります。

すぐに受診を検討してください

  • 安静にしていても強い息苦しさがある、胸の痛みや締めつけられる感じ・冷や汗を伴う:命に関わる病気が隠れていることがあるとされ、この場合はためらわず救急要請(119番)をご検討ください
  • 急に強い息苦しさが出た(突然の呼吸困難)
  • 横になると苦しくて、座っていないと眠れない/夜中に息苦しくて目が覚める
  • 唇や指先が紫色っぽい、意識がぼんやりする、強いふらつきがある
  • 片方のふくらはぎの腫れや痛みのあとに、急な息苦しさが出た

早めの受診をおすすめします

  • 以前は平気だった階段や坂道で、同じ動作なのに息が切れるようになった
  • 数週間から数か月かけて、少しずつ息切れが強くなっている
  • 咳や痰が長く続いている、ゼーゼー・ヒューヒューという音がする
  • 足のむくみ、急な体重増加、動悸や脈の乱れを伴う
  • 1週間で2〜3kg体重が増えた
  • 喫煙歴がある、または過去に長く吸っていた
  • 顔色が悪い、疲れやすい、健診で貧血を指摘されたことがある

当院での対応

いなだ医院は内科・呼吸器内科・循環器内科などを標榜しており、息切れの原因を肺と心臓の両面から一度のご受診でご相談いただけます。まず問診と診察で、いつから・どんな場面で息が切れるのか、喫煙歴や持病、伴う症状などを確認します。そのうえで、必要に応じて胸部レントゲン、呼吸機能検査(肺活量や空気の通りやすさを調べる検査)、心電図、血液検査(貧血や甲状腺機能の確認など)、血液中の酸素の値の測定などをご案内します。診察の結果、より詳しい画像検査や専門的な治療が必要と考えられる場合には、連携する医療機関へのご紹介も行っています。「この程度で受診してよいのか」と迷われる段階でも構いませんので、お気軽にご相談ください。

受診時に伝えていただきたいこと

本ページは一般的な情報提供を目的としています。症状の程度や経過には個人差があり、緊急性が高いと感じる場合は救急外来の受診もご検討ください。ご不明な点はお電話(086-525-0600)にてお問い合わせください。

階段や坂道での息切れが気になる方は、呼吸器内科・循環器内科までお気軽にご相談ください。

📞 086-525-0600
医療法人 いなだ医院 倉敷市玉島柏島で、内科・呼吸器内科・循環器内科・感染症内科・アレルギー科・消化器内科(胃腸科)・小児科・リハビリテーション科を診療しています。本記事は公的機関・学会の資料をもとに作成し、当院の医師が内容を確認しています(2026年8月確認)。

最終更新:2026年8月26日

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